2009/02/26

ちゃんと貼ろうよ

いつも内覧会では

浴槽のエプロンを外して内部をチェック

ついでに

タイプによっては難しい

外し方をご依頼者様にお見せしたりします。

そのお風呂のエプロンに貼ってあるシール

お手入れ方法などが書いてあります。




僕はエプロンを外しながらも全く気が付かなかったのですが

ご依頼者様が僕の説明も上の空でひと言

「これってさまじゃないの?」

「はい?」

「このシール」

「あっ!」

と同時にその場にいた全員の笑いが・・・

ただし・・・ 笑 笑 笑 

立場ごとに笑いの質は違っていたわけで



拝啓、A様

人のやる作業には間が抜けた事がよく起こるものです。

でも、これを貼った人は間違いなく自分で分かっていたはずです。

間違えて逆さまに貼ってしまった事はご愛嬌としても、

そのまま知らん顔というのはいただけないですね。

『まっいいか!』

『いいわけないだろ!』

なんてCM 何かでやってましたね。

まさにそんなツッコミを入れたくなるような指摘でした。



2009/02/22

忘れ物いろいろ


下や井裏には

いろんなものがあります。

排水管、給水管

排気ダクト、ケーブル

漏水センサー・・・etc

すべて生活に必要な設備機器です。

しかしたまに

「これって必要?」

というか単なる忘れ物が残されています。

クギやビスなどは日常チャメシゴト

鉛筆、軍手、ドライバーなども時々

ユニットバスの上を覗いたら

いきなりルメットが転がっていた事も

「ちゃんと片付けておかないと!」

と言って済む忘れ物と済まない忘れ物があります。

空き、吸の類は笑い事ではありません。




このマンションの施工現場は

どんな管理体制で行なわれていたの?

どんな職人さんたちがやっていたの?

こういうのは前回のトイレ使用と同じで

施工不良とか摂関とか以前のモラルの問題です。




以前、床下がゴミだらけだったので

「清掃しておいてください」と指摘したら

段見ること無い場所ですから・・・」

と言った施工者がいました。

こういう考えの現場には

吸殻が落ちていても不思議ではないのでしょう。

見えないところをきれいにできない施工者は

見えるところも「れなり」にしかできないでしょう。



ちなみに床下の吸殻写真はこちらのページ内に掲載されています。





2009/02/21

おしっこ?それとも・・・


件に1件の割合で

イレの使用跡が

覚するケースがあります。

この仕事をしていて

一番哀しくなる瞬間です。

施工不良とか欠陥とか以前のモラルの問題です。

すべての職人さんがパーフェクトな仕事をしても

これだけで何もかも台無しです。

どれだけ高層階で作業していても

大人が1階に下りるまで我慢できないはずがありません。

自分の行為が

入者だけでなく

職場の間たちも裏切っている事に

気付いているのでしょうか??


これまでの使用跡は何回かありましたが、

はいくらなんでもさすがに無いで・・・・・・・

いや、違う。

これは何かの間違いで・・・

「これ、なんですかね?」

施工者「・・・・・・・・・・・」

「うそでしょ?」

施工者「・・・・・・・・・・・・・(汗)」

「どう見てもそうですね」

施工者「何とも言えませんが・・・」

「全部取り替えましょうか」

施工者「はい、そうさせていただきます」



再内覧会のときには

便器交換時の施工写真もご依頼者様に提出してもらいました。



拝啓、U様

全体としての仕上りは良かっただけに残念です。

絶対に妥協せず

これだけは完璧な対応を求めてください。

何よりも

気持ちよくご入居できる事が第一です。



2009/02/11

パークハウスつくば研究学園


研究学園

その名の通り

数多くの研究機関・研究所

そして研究者を擁する

世界有数の研究都市

そんな市の駅前開発度合いは・・・

今のところほとんど何もないが

ちょっと歩けば

広大なショッピングモールにお目にかかれ

これからどんどん賑やかになっていくものと思われ



免震装置を備えた20階建ては

TX高架線を挟んだ4棟構成

速通過の騒音はかなりきついかな?

と思いきや

重サッシの効果は抜群だったわけで



エントランスロビーは

入って奥がファミリー嗜好

奥はシックな雰囲気

目を引くライブラリー



そして味わいある作品

設計者のこだわりが見事に表現され

変な嫌味が無いのも素晴しい。

面白い!楽しそう!

そんなマンションだったわけで



拝啓、A様

突然のには驚きましたね。

全く見えなかった筑波山でしたが

終わった頃には大分姿を現しました。

一昨年同行したお隣の

サーパスつくば研究学園からも見たカッコいい山です。

男体山と女体山

1年ぶりのご対面でした。




2009/02/05

洗面室に入れない・・・



洗面台の引き出しが開いたままになってます。

この部屋の洗面室入口のドアは

洗面室側に開く内開きのドアです。

この状態のまま中で人が倒れたり

子供がイタズラして入れない

なんて事があったら・・・

そもそも

入口がき戸であれば

または開きのドアであれば

何の問題も無いわけで

ただココは設計上やむを得ず・・・



苦肉の策?

が功を奏したかどうか

白いアイデアをご紹介

これは廊下側からの写真

廊下のを開けると

外から引き出しを元に戻せるようになっており

万が一の際にも

安全を確保できるようになっているわけで



イレは中で人が倒れた場合

助け出せなくなる危険があるので

扉を内開きにはしないのがセオリー

洗面室も基本的に同じであると思われ

今回の仕様は

M菱J所が2年ほど前から取り入れているものだそうで

これもひとつのアイデア設計?と思われる。



拝啓、S様

面白いものを見せていただきました。

使う事が無い方がいいのですが・・・

翌日に同行したお部屋も内開きドアでしたが、

廊下とキッチンの2方向から入れる洗面室でしたので

同じ仕掛けはありませんでした。

タイプによって工夫も様々です。

ご入居後にお友達ができたら

いろんなお部屋を見歩くなんていうのも

結構面白いかもしれませんね。



2009/02/03

排水管の接続・・・

バルコニーにロップシンク(SK)という

水出し場が付くマンションが増えています。

外で水を汲めるので

ベランダ掃除も楽チンなわけで



とはいっても

配管などの水漏れチェックは欠かせないわけで

排水トラップのジョイントをしっかりとチェック

配管をんで揺らしてみると

グルグルと回ってしまったので

「これ、ちゃんと接続できてませんよね?」

「いえ、大丈夫です」

「こんなに動きますけど」

「ある程度の遊びはあります」

「これがある程度の遊びですか?」

「はい、水廻りですのでチェック体制は全です」

「ホントに大丈夫ですか??」

と言いながらグルグルしていると・・・

そのとき

ルッ・・・

配管接続部分がはずれ

トラップ内の水が一気に流れ出したわけで

これが部屋の中だったら・・・



拝啓、S様

自主検査 → 監理者検査 → 施主検査

二重三重のチェックを行ってもこのような事があります。

私たちの役目はこういう所にもあります。

プラス

ご入居後の安心もお手伝いできる事が

もう一つの喜びでもあります。