2007/07/31

パークスクエア南品川


京浜急行 青物横丁駅の階段を下りるとすぐに、この写真と同じカットが見えてきます。

都心駅でここまで『The駅前』というのもあまりないと思われ

まずこのガラス張りのエントランスが目を引きます。

中に入ると、広々としたラウンジ、そしてエスカレーターが中央にあり

エスカレーターを上り、エレベーターを乗り継ぎ住居棟へ進むと、開放廊下からは青物横丁の駅が見下ろせます。

通過電車の騒音を考え、共用廊下側の部屋は2重サッシになっていました。

今回の同行のタイミングは、既にほとんどの人が入居し終わった状態で、受付はまだ売れていない(売っていない)部屋を使いました。

内覧会のためだけではなく、まだ販売活動が行われており

2~3年前までの状況とはうって変わり、土地の値上がりを見込んで売主が販売を急がなくなったわけで

大手不動産会社は販売力に自信があるためか、特にその傾向が強く見られ

このマンションではありませんが、ある施工会社の担当者は、いっぺんに完売させず、小出しに内覧会をやられるのは大変・・・

と、結構泣きが入っていました。

・・・話を元に戻し・・・

青物横丁の駅前にこんな大きなマンションが建つとは・・・

かなり目立つエントランスの向こう側にはコンビニもあり、駅前なんだからそこまで便利にしなくても・・と、軽いツッコミを入れたくなったわけで

地名の「青物」は野菜の事だろうと思って見てみると、やはり江戸時代に青果市場があったとか

おっと・・・

今回は昔の地名検索はやめておきます。

2007/07/27

クレッセント東京ビュータワー


夕闇迫る隅田川のほとりです。

もう少し経つと新大橋の灯りと屋形船の灯りで、川もライトアップされるようにキラキラしてくるわけで

そんな光景を夏場はバルコニーで、毎日ゆったり眺めながらビールでも飲めそうなマンションです。

内覧会は2005年2月の寒い日でした。

建物は60mを超える超高層ですが、いわゆる一般的なタワー型ではなく、通常の片側廊下型になっています。

一般的なタワー型と違い、隣戸壁は耐震壁(地震のときに頑張ってくれる壁)になっており

更に制震ダンパーで構造躯体をガードしていました。

免震というのがありますが、免震は建物と基礎との間に免震ゴムなどを入れて、揺れを最小限にしようというのが主目的であり、

制震は揺れによって柱や梁(つまり躯体)が壊れないよう強化するのが主目的です。

拝啓、M様

見下ろす隅田川の景色と、隅田川越しに広がる都心のビル郡、東京タワー

そして遥か彼方には霊峰富士・・・なんて景色を堪能されているのでしょうか。

昔、北斎の絵には、日本橋・江戸城・富士山がセットになって描かれたものが多いですが・・・

江戸城天守閣は無くなり、日本橋は高速道路で隠れてしまった現代に北斎が描くとしたら、

隅田川・東京タワー・富士山の3点セットになるのかもしれませんね。

2007/07/26

オアセス市川


2003年8月の暑い時期の内覧会でした。

ご依頼者は海外出張中で、当日は同居するわけでもないお母様と内覧会を行ったのを憶えています。

仕上がりはほぼ完璧で、お母様も安心しておられました。

広々としたエントランスと前庭も雰囲気が良く、個人的に評価の高いマンションであり

駅までは近いとは言えませんが、総武線下総中山と東西線原木中山の両駅とも15分前後だった・・かな?

前面道路の交通量は多く、休日は近隣のショッピングモールへ行き交う車で混雑すると思われ

拝啓、S様

ご依頼者の方とお会いしていないというのも、なんか変な感じですが、その後のアンケートも海外からいただきありがとうございました。

お母様にもよろしくお伝え下さい。

2007/07/25

ソラネットシティ


2005年2月に同行した大型マンションです。

写真の棟と川沿いの棟はRC(鉄筋コンクリート)造

反対側の靖国通り沿いの棟だけSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造でした。

マンション内覧会の通常のスタイルは、

購入者と施工会社の担当者が一緒に部屋に入る

仕上がり具合に気になるところがあれば、担当者に指摘してそれを担当者がチェックシートに記入する

これが普通です。

ただ、約1社これをやらない会社があります。

購入者だけ部屋に行かせる

チェックシートに自分で記入させる

終わったら施工者のいる部屋に報告に来させる

このマンションの施工もその会社であり

いつものようにそのつもりで内覧会に行くと、何と部屋まで付いてきてチェックシートへの記入までやってくれました。

普通のことなんですが、ちょっとびっくりして施工者を褒めてしまう自分を戒める。

いかんいかん、これが当たり前なんだぞ!

おそらくデベ(売主)の方針であり

僕の勝手な統計では、このデベの評判はどこへ行っても良く

購入者の満足度は安定しており


実を言うと、僕の友人もここに住んでいます。

ちょっと冷やかしで物件を批判してやろうかと思ったのですが、残念なことに友人を心配させるような所見は何も無かったわけで

拝啓、Kさん

毎日の自転車通勤ご苦労様です。

僕の自転車は雨風にさらされない様、厳重にシートに覆われてじっとしています。

もちろん、タイヤの空気と油差しだけは怠けずに行っていますが・・・

2007/07/24

アーバンビュー一之江


久しぶりに歴史の勉強でも・・・

一之江があるなら二之江、三之江もあるのでは?と単純な発想

地図を見ると二之江は確認できたが、三之江という表示はなく

そもそも一之江という地名は、江戸時代に開拓された一之江新田からきているらしく

単純に一之江があるなら二之江、三之江も?というのはやはり浅はかな発想であり

村単位で厳しい年貢を納めていた時代、先人たちの地と汗の努力の上に今の町並みがある事を忘れてはいけないのですね。

白土三平の「カムイ伝」に衝撃を受けた僕には、日本史の授業では勉強しない、絶対的身分制度の底辺の人たちの犠牲の数々が具体的に想像できちゃうわけで

おっと危ない・・・完全に脱線しかけました。

今年の3月に同行したこのマンションは、時期的に職人不足の煽りをもろに受けた感のある仕上がりでした。

共用部の廊下はまだ防水もされておらず

専有部の指摘も合計100箇所近くありました。

ただこの時期は職人争奪合戦のため、どこかしらの物件がこうなるケースは多々あり

しっかりと仕上げれば、住みやすい環境の落ち着いたマンションです。

拝啓、N様

ご新居の住み心地はいかがですか?

目と鼻の先からのお引越しでしたので、環境は変わりませんね。

内覧会での指摘数は多かったですが、大きな問題はありませんでした。

何かお困りの事がありましたらいつでもご連絡下さい。

2007/07/23

プレアガーデン


今年の2月~3月にかけて何度か同行した227戸のマンション

西船橋周辺では比較的大型であり

JRと京成の両方の利用者を想定した計画と思われ

京成西船駅から5分程、坂を上ると京成線と交差する武蔵野線が真横に位置します。

線路脇は防音フェンスとなっているため、それほどうるさくないようです。

建物の向きも基本、バルコニーが反対側なのであまり影響は無いものと思われ

僕が同行した部屋は1階とか2階でしたが、丘の上に建つような感じなので高層階は見晴らしが良さそうで、見た目もお洒落なマンションです。

同行したときの施工者とのやりとりで面白かったのが、バルコニー(ポーチ)の長尺シートの端部処理です。

水上側にシール処理がされてなく、カットラインが波打って既にゴミが溜まっている状態でした。

水下は接着のみで構いませんが、水上はシールを打つのがセオリーであり

僕「防水のためシールして下さい」

施工者「シールはしない仕様です」

僕「それなら長尺シートのカットラインが波打っていて見栄えが悪く、ゴミも溜まっているので全部貼り変えて下さい」

施工者「・・・シールします」

僕らの指摘・要望はできるだけ、壊したりやり直したりせずにできる対応を考えて行います。

一度造ったものを壊すことは、施工者が面倒くさいのもありますが、そんな理由ではなく、買主の方にデメリットになる事が多いからであり


最近はその辺を理解してくれる施工者の方も増え、とてもうれしく思っているわけで・・・

2007/07/20

パークホームズ西船橋ステーションフロント


昨日紹介したパークホームズ西船橋サウスの目と鼻の先にあります。

内覧会の時期は半年程あとだったと思います。

建物脇の道路を挟んですぐに線路になるので、線路側の部屋は結構うるさいと思われ

僕が同行したのは反対側でしたので、ほとんど気にならなかった記憶があります。

駅までは名前の通り、線路沿いに一本道で行けるので、利便性は申し分はなく

また、出口駅前も反対側駅前のようなちょっとした歓楽街らしきものもなく

環境としてはいい方の立地であり

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここらへん一帯のマンション建設もそろそろ打ち止めでしょうか。

2007/07/19

パークホームズ西船橋サウス


今日から西船橋3連チャンでいってみたいと思います。

JR総武線、武蔵野線、地下鉄東西線、東葉高速線、そしてちょっと歩くと京成線も利用できる要の駅でありながら、総武線の快速は停まらないという、冷静に考えると不思議な駅です。

以前は僕も駅前駐輪場に原チャリをとめて利用していました。

あれから駅構内はかなりお洒落に改装され、ミニショッピングモールといった感じに生まれ変わったわけで

マンション内覧会に同行したのは、駅がそんなお洒落に様変わりする前の2004年2月でした。

これだけの路線が交差する町でありながら、マンション建設は一段落した感があり、新築物件の音沙汰がなくなっていた頃だったと思われ

少世帯で清潔感のある外観は、3年半経った今も充分保たれており

駅から10分もかからない場所ですが、とても静かな環境にたたずむマンションです。

2007/07/18

プリームスクエア本八幡


2003年2月に同行した懐かしいマンション

JR本八幡駅の高架線に面して建てられた超高層24階建てです。

同行した20階のバルコニーから下を見下ろすと、総武線が頻繁に行き来しており

バルコニーへ出ると、上に伝わる電車の音はかなり大きいものでした。

その分、サッシは高い遮音等級のものが使われていたと思われ

部屋はタワーマンションの特徴を活かし、コーナーをうまく利用したリビングの空間がつくられていました。

このときのご依頼者は、前年の夏に行われた日本経済新聞主催のセミナー、日経「経済通セミナー」in 市川で僕が公演したときに来場してくれたのが縁でした。

確か僕が第1部で、第2部のコメンテーターが、サンプラザ中野氏とマネックス証券社長のコンビでした。

まあ、僕がいわゆる前座といったところですね。

拝啓、K様

毎日、遥か富士山の眺めは良好ですか?

公演で僕は管理組合と経済について喋ったはずです。

Kさんが終了後にわざわざ質問に来てくれたのがきっかけでしたね。

あれから4年半になりますが、管理組合の活動は活発ですか?

最近はめっきり講演活動はしていませんが、また機会があったら是非お誘いいたします。

2007/07/17

給気口(外側)


当たり前ですが、給気口は外と部屋が穴でつながっています。

風も入ってくればホコリも入ってきます。

ですので、部屋内からふたを閉じられるようになっており

台風のときなどは、ふたを閉めれば部屋の中に雨が吹き込まずに済むわけです。

ただ、雨は壁に降り付け、壁から給気口の周りをしみ込み入り込んでしまう可能性があります。

換気スリーブと壁の隙間をつたわった水は、やがてコンクリートから部屋内のボードにまで達する可能性もあります。

そのため、給気口カバーの周りをぐるっとシール処理をして、水が入り込まないようにします。

シールをするかしないかの、一般的な施工常識として、給気口の位置から45度の角度に庇があるかどうか(つまり雨がかりになるかどうか)で判断します。

45度以内に庇が有ろうが無かろうが、雨がかかるときはかかります。

ただ、どこかに基準のようなものを置かないといけないので、45度という角度を目安に僕らもチェックしていくわけで。


写真のようなケースは、明らかに庇が45度のラインに足りていませんので、本来なら給気口周りはシールしてもらうべきところです。

ただ、ある施工者は「庇が45度ラインに無くても、廊下幅が1m以上ある場合はシールはしない規定になっています」と、頑なに拒否の姿勢を貫きました。

社内統一のルールと言っていましたが、同じ会社が施工したマンションに何百件と同行してきて、そんな理由で対応しない物件は初めてです。

世帯数が多いから1件だけやる訳にはいかない、という施工側の都合が見え見えであり

良い物件だっただけに、この施工者の対応だけが非常に残念だったわけで

拝啓、S様

私自身納得はしていませんが、あそこまで施工者が頑なに言うので、予想したとおりの不具合が発生した場合の対応を、確固たる約束事にして、書面をもらって下さい。

施工担当者は了承済みです。

もちろんアフターサービス規定とは別物で、対応期間は無期限で話してあります。

2007/07/16

クオス湘南台


台風4号が接近するあいにくの天気でした。

湘南台という駅は、小田急、相鉄、横浜市営地下鉄の3線が利用でき、僕のイメージをはるかに上回る利便性の良さでした。

駅からちょっと距離はありますが、イトーヨーカドーなど郊外のショッピングセンターに程近いこのマンションは、14階建てのメイン棟の他、3階4階の小規模な棟で構成されています。

目の前の道路とバス通りの間に一区画挟むのですが、バス通りに通じる道がまだ舗装されておらず、ちゃんとした道になるまでまだ時間がかかるとか

今回のような雨の日は歩くのも結構大変だったわけで

同行後、その未舗装の道を水溜りを避けながらバス通りへ出て、ナイスタイミングでバスに乗り込んだまではよかったのですが、小銭が全くないことに気が付き

1000円札もなく

駅に到着して、「どこかで両替してきますので・・」というと、「今度乗ったときでいいよ」と運転手さん

土砂降りの中両替に駆け回るのを気の毒に思ってくれたのか、バス代さえも困っているような顔をしていたのか

どちらにしてもこの粋な運転手さんに、深々と頭を下げたのは言うまでもなく

今度乗ったとき・・・

いつ乗るのか

でもそのときを忘れずにいないと、僕の中にある人の道も未舗装のままと思われ・・・

2007/07/13

パークホームズ船橋ブライトコート


2005年7月に同行したマンションです。

外観は、このマンションのデベロッパーがよく採用する色合いとデザインです。

駅からは15分ほど歩きますが、まだまだ車も人通りも多いところです。

同行してから2年が経ちますが、真新しさはまだ充分残っており

内覧会で指摘した主な項目としては

・バルコニー、長尺シートはがれ

・バルコニー、非難ハッチとエアコン室外機置場の設定位置の緩衝

・UB天井裏、ダクトと軽量鉄骨(LGS)の接触

・廊下の床鳴り

いろいろありましたが、仕上がり全体はまとまりある良い出来でした。

拝啓、A様

お話に出ていた近くの美味しい炭火焼肉のお店は行かれましたか?

何でも松坂牛を出す高級店だとか

私事でなんですが、2年近く前からほぼ菜食・魚食にしており、

焼肉はそれ以降1度か2度行ったきりです。

でも、本当にいいお肉はやはり食べたくなりますね。

2007/07/12

ルアール八王子


今回、内覧会に同行したこのマンションは、基本、中古マンションなのですが、ちょっと違います。

何が違うかというと、一棟まるごと中古マンションとして販売されたものなのです。

いわゆる「リニューアルマンション」です。

もともとは某企業の社宅だった建物を、内装を全戸リフォームして、デベロッパーがまとめて売り出すというものです。

リニューアルマンションのメリットとして、パンフレットにはこのように書いてありました。

・内装のリニューアルが売主負担・・・確かに

・新築同様に公庫・フラット35等の公的な融資が使える・・・確かに

・仲介手数料が不要・・・確かに

・新しい管理組合として一からスタートするので、高い管理業務が期待できる・・・う~ん、これは一概にそうとも言えないですね。

要は中古でありながら、新築同様のメリットがあると言いたいのだと思います。

ただ、中古ならではのメリットもあります。

例えば

・実際の部屋が見れる・・・これはこのマンションもクリア

・住み心地や利便性などを、現在住んでいる人に聞くことができる・・・これは不可

・管理組合の活動状況は活発かどうかなども現在住んでいる人に聞くことができる・・・これも不可

・既に修繕積立金の預貯金がある・・・このマンションは今から積み立てることになります。

つまり、パンフレットの通り「新しい管理組合として一からスタートするので、高い管理業務が期待できる」場合もありますが、通常の中古マンションの場合は、成熟した管理組合かどうか、マンションのエントランスはきれいに清掃されているかなどのマンションの現状を、購入の判断材料にできるメリットがあります。

むしろ管理組合については、そちらのメリットの方が大きいと思います。


建物は壁式の鉄筋コンクリート造で、地盤もとても良い場所に建設されています。

共用部もリニューアルしてくれていましたので、新しい管理組合で建物維持管理を推進してください。

そのために、管理会社任せにならず、活発な管理組合を作っていってほしいと思います。

2007/07/11

給気口(部屋側)


写真は部屋内にある給気口パネルです。

ちょっと見にくいかもしれませんが、給気口の右側がすぐに壁になっており

この状況で毎日汚れた空気を取り込んでいると、だんだんと右側の壁が汚れて黒ずんでくると思われ

だからと言って今さら穴の位置をずらす訳にはいかないので、どうしようもないのですが

あるデベロッパーは、このような場合の措置として、給気口と右側の壁の間にプラスチック製の白いパネルを挟み込んで、クロスの汚れ防止にしていました。

ただ、なんとも違和感があり、せっかくのリビングなのになんだか目障りに感じる人もいるでしょう。

なんとか対応しようという誠意は素晴らしいと思います。

ただ、「汚れは自分でケアするから、そんな格好悪いの付けないでほしい」という人もいるかもしれないので、例えば、面倒でも希望者には付けるという選択性にするというのもアリでは・・

設計には、さまざまな事情でどこかに「ムリ」や「しわ寄せ」が来るものです。

それを補う為にいろいろな対応をするのですが、その対応次第で購入者の不信を買う事にもなれば、逆に信頼を勝ち得る場合もあります。

そういう細かい配慮を、僕たちが購入者に通訳してあげる事もひとつの使命だと思います。

2007/07/10

グランドシティレディアント船橋


2003年2月に同行したマンションです。

とにかくどの部屋も、広さが売りの物件だったと記憶しており

部屋だけではなく、共用廊下も広く、角住戸の玄関前などは、ちょっとしたガーデニングができそうな造りになっていたと思われ

写真の通り、建物のすぐ横を電車が走ります。

妻側(端)の住戸だけ高架線と面しているのですが、その分一番広いタイプになっていたはずです。

同行したのはまさにその部屋でした。

ホルムアルデヒドの測定数値が異常に高く、一悶着ありました。

アレルギー等に敏感なご依頼者だった為、再内覧会までの間、施工者にこまめな換気を要請しておいたら、すっかり問題ない数値に戻り安心したのを憶えています。

拝啓、K様

電車の音、振動は気になりませんか?

すぐ横に大規模なマンションが建設されるようですね。

そこの同行で立ち寄ることがありましたらご連絡します。

気になる事がありましたらご相談ください。

2007/07/09

ミオカステーロ府中八幡町


府中駅から徒歩5分足らずの8階建てマンションです。

世帯数は僅か20

こういうマンションの最大のメリットは、管理組合がまとまりやすい事であり

廊下ですれ違う人は皆、何号室の誰さんと認識する事が出来るわけで

何百世帯ものマンションでは、廊下で挨拶した人が、マンションの住民なのか外部の人なのか分からない事が多いと思われ。

そもそも挨拶すらしないのではないでしょうか。

そんなことを考えると、防犯カメラなどでは補う事の出来ないセキュリティ対策が、人と人とのつながりで賄えると言えるわけで

このシリーズのマンションは、外国製のキッチン、洗面化粧台、建具などが売り物で、一般のマンションでは使われていないお洒落なお部屋の雰囲気が特徴です。

今回お邪魔したお部屋も例に漏れずお洒落でした。

このマンション唯一のルーフバルコニーも開放的で、これからの夏の季節、いろいろと楽しみがありそうですね。

2007/07/06

レイディアントシティ向ヶ丘遊園 イタリア街区


このシリーズの同行でいつも感じることですが、南欧を思わせる雰囲気が物件の個性を更に増しています。

バルコニーから見えるゴルフ場も、マンションの雰囲気とマッチしていました。

イタリア街区の隣には、フランス街区が建設中であり、

すべて完成したときには、そこだけサンオイルの香りが漂ってきそうな
異質な空間が出来上がるのでしょうか。

今回同行したお部屋は、このシリーズの

売りになっているようなタイプと思われ

オープンエアリビングバルコニー

と呼ばれるものが特徴的でした。

バルコニー一面にウッドデッキを敷き、室内のリビングとの段差をなくしており

更に、アルミサッシを折れ戸タイプにしてスライドさせることで、全開サッシになるため、リビングとバルコニーがひとつの空間になります。

天気の良い日にホームパーティーなどしたら最高でしょうね。

なんだかマンションの宣伝っぽくなってしまいましたが、素直に「羨ましい」
と感じるお部屋でした。

2007/07/05

プリスタ


今年の2月~3月にかけて同行した大型物件です。

北総線白井駅を出ると目の前に見えてきます。

建物の裏側には、夏に完成する「プリスタⅡ」が急ピッチで建設されていると思われ、またお邪魔させていただくと思います。

駅前とはいえ、この辺はまだまだ土地が余っているような状態であり、プリスタ竣工によって一気に増えた人口に対応するため、ショッピングセンターや施設がこれからどんどん出現してくると思われ。

拝啓、N様

もうすっかり引越しの残骸も片付き、落ち着かれましたでしょうか?

内覧会のとき、換気口の穴が外側にだけあって部屋側になかったときはびっくりしましたね。

クロス職人さんは、大きな穴を見ながら何とも思わずクロスで塞いでしまったのでしょうか。

施工の工程では手順を踏んで多くの職人さんが作業をしていきます。

例えば、クロスにキズがあるのは、クロス屋さんの責任ではなく、たいていその後に入った職人さんがぶつけた傷です。

また、クロスのふくらみは、クロスの下のボードやコンクリートに凹凸があるためです。

みんな自分の仕事を黙々とこなすだけですので、ボードに凸凹があるからといって、「これじゃあクロス貼ってもふくらんじゃうからボードやり直した方がいいよ」と言って、途中でクロス貼りを中止する余裕のあるクロス屋さんはいないでしょう。

でもいくらなんでも、換気の穴が開いているのにその上からクロスを貼ってしまうなんて・・・

よっぽど考え事をしながら仕事してたか、睡魔に襲われながら仕事をしていたと思われ

でもあのとき分かって良かったです。

もし、今もあのままの状態だったらと思うとぞっとしますね。

ただ、それ以外はとても良い仕上がりだったので、今は快適に過ごされているのではないでしょうか。

夏にプリスタⅡの内覧会でお邪魔したとき、もし僕を見かけたら声をかけて下さいね。



2007/07/04

パークホームズ船橋海神の丘


東武野田線、新船橋駅から2分ほどで、166世帯の真新しいマンションが見えてきました。

この沿線もこのところマンション建設が相次ぎ、駅の反対側には工場跡地の広大な土地で、地盤調査が行われており。

それにしても「海神」というのはこれまた崇高なにおいがぷんぷんする地名であり

早速調べてみると、やはり・・・

「海神」は、日本武尊がこの地に上陸して入日(いりび)神社に神鏡を祀り、海の神として崇めたことが海神地名になった。(地名町名の由来・船橋編参照)

船橋の海は江戸時代、将軍家に新鮮な魚を献上する「御菜ケ浦(おさいがうら)」と呼ばれ、漁師町は大きな力をもって発展してきたとのこと。

おっとっと、歴史のお勉強はこの辺にして

何と言ってもこの物件は線路(高架線)の真横に建っているため、どれだけうるさいのかが気になったのですが

実際に内覧会の最中、駅に電車が出入りするときの音はやはり大きなものでした。

ただ、そこは当然、といった感じで、アルミサッシは2重になっており、窓を閉めるとほとんど聞こえなくなるわけで。

バルコニーに出るのに2回窓を開けないといけないのは面倒くさいのですが、快適なリビングの為に適切な仕様になっていました。

建物の中庭はアジアンチックな落ち着いた感じで、お子様用のクッションフロア付きの公園も造られていました。

2007/07/03

ライオンズガーデン船橋夏見台


2003年の夏に同行した大型マンションです。

120㎡前後の広い部屋が多く、二人がかりで同行した部屋もありました。

隣接する公団に昔から住んでいた子供(僕たち世代)が、結婚して団地から移った人も多いとの事。

拝啓、A様

まわりの畑の砂ぼこりは収まりましたか?

充実した施設でお子様のセキュリティも安心ですね。

2007/07/02

グランノア汐見台


久良岐公園、桜の森、自由広場・・・汐見台という小山に建つ低層のオール電化マンションです。

オール電化の場合、もれなくエコキュートが設置されているのですが、バルコニーに設置されている場合、デッドスペースができるケースが多く、もったいないと思うこともしばしばなのですが、

このマンションでは、メーターボックスの中にうまく納まってくれていたので、無駄なスペースが生まれずに済んでいたわけで。

上大岡駅と磯子駅のちょうど中間点にあり、どちらからも徒歩圏とは言えないのですが、ご購入者のほとんどはこの環境を買ったものと思われ。

緑に囲まれた小高い丘から、横浜の街を見下ろすような贅沢な立地です。

関係ありませんが、磯子駅の方向を見ると、かつての横浜プリンスホテルがコンクリートむき出しの状態になっていました。

ここもマンションになるのですね。